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自宅をクリスマスの装いにした。
冬物のコートやヒーターも迎え入れた。
すっかり、冬支度が整ってしまった。
少し前まで暑かったのに、気持ちのいい秋はどこに行ったの?いつも秋は堪能する隙を与えてくれず、過ぎてから存在していたことに気づかされるものだ。
小さい頃から自分の中で9月から11月を秋と定義づけているけれど、それが秋なら今年の秋は一瞬だった。今までの秋で一番の速さで過ぎ去った。
振り返ってみれば9月の頭に今の環境に身を置かせてもらえることになって、毎日「たのしい」と「しあわせ」に満たされている。
おかげさまで最近の日記は、そこでの出来事ばかりになったいるけど、今週もまた、同じことになりそう。
以下、週が終わった時の日記用の簡易メモ
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自分のちょっとした動きで「優しい」と言ってもらえたこと
でもいつもいつも機嫌の良い状態をたもてるわけでもないってこと
それでもお客様には喜んでもらいたいという気持ちが第一にあること
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オーナーの動きを見ていて、ちょっとした心遣いがつくりだす、居心地の良さってものを知った。
前の職場の大好きな先輩の動きを見て、おせっかいすぎるくらいの動作が生み出す温かさを知った。
尊敬する2人の動きから学んだことが、自分の体の動きとして、言葉として、表現できるようになってきている。
そんな中でちょっとしたことで、お客様が私が去ったあとに「やさしいね〜」と会話をしてくれていたのを耳にして、こちらが嬉しい気持ちにさせてもらった出来事があった。
私はやっぱり、いくら仕事でも、人間単位で、一対一の人間のやりとりを、していきたいといつも思っている。
仕事だから割り切る、という生き方もあるけれど、わたしはそれじゃだめみたい。愛を持って仕事をすること。つくるときも、サーブをするときも。
これができる仕事にこそ、わたしはやりがいを感じられるみたい。
週の後半は体の疲れが少し溜まっていたことと、個人的に少し不機嫌になってしまうこととがあったから、いつものようなごきげんのわたしを保つことができていなかった。
一緒に働いてくれている人には少しそういった面をだしてしまったな、反省。
でも反省をしたと同時に、いつもいつもごきげんでいる必要ってあるんだろうか?という疑問も頭にふわふわと浮かんだ。
たしかに。
わたしはここ最近、常に常に、ごきげんすぎたんだ。
無理してたつもりは一切ないけれど、久々にこうやって不機嫌になってしまう自分は向き合って、よし、こういうときはこのままでいよう、そう思って受け入れることができた。
ただそれは、お客様の前では通用しないこと。お客様には、喜んでもらえることが1番。心地よいと思ってもらえることが1番。
自分の気持ちを無理くりコントロールはしたくないけれど、自分自身が心地よくいられるように、思うがままの気持ちでいること、それからお客様が楽しめる環境を作り出すように努めることそれ自体を自分が楽しむこと、これはこれからも意識をしていきたいな。
そういえば、週の真ん中に腕に大きなゆけどをつくった。ばか。一生跡が残ってしまうような20cm大の、大きなもの。ばか。
わたしのしでかした下らないミスなのに、周りの人は本当に優しくしてくれる。
大きな音で驚かせてしまったお客様にも、「大丈夫だった?」ってお声だとか、オーナーにも他のことを置いておいてとにかく冷やして…と処置を最優先させてくれたりだとか。
数日たったあとにも、いつもの大切なお客様が、大丈夫?、頑張っている証拠だよ、なんていう本当に優しい言葉をかけてくださった。
新潟に来て、やっと行けた皮膚科の先生も看護師さんも本当に優しい方で大きな愛を感じる医院だった。
ただのわたしのミスなのに。
なぜこんなふうに世界はここまでわたしに優しくしてくれるんだろう。
優しい世界がもっともっと、優しくなっていきますように。
こんなに優しくしてもらっているのだから、自分が優しい世界をつくりだしていくことに少しでも何かできますように。