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ぎゅぎゅ〜っと素敵なものが詰め込まれた1週間!

2.3週間前からバタバタとしている日が多かったから、静かな夜を過ごすと決めていた1週間。

あんなにばたばたしていたらそりゃ体調も拗らすしいろんなところに狂いが出てくるのも当然よね、落ち着いた夜を過ごしたことでこんな風に思わされた。

 

通院のために早く仕事をあがらせていただいたりもした分、家で過ごせる時間が本当にたっぷり取れた。

先のことを考えもせずに、デーツをヨークシャーティにつけたり、イチジクをラム酒につけたりした。

 

次の日は気づいたら10年読み続けている『ファッジ』を久々に手に取って、大好きな街のスナップをたっぷり載せていたから即購入。それから年の暮れらしい特集を組んでいて、年末の掃除を助けてくれそうな記事から心温まる優しいエッセイまでたっぷり詰まっているのを見つけて『暮しの手帖』も連れて帰った。

ことことじっくりつくったサーモンのシチューを食べながら、それらの雑誌を読む。

ゆったりした時間。なんて幸せなんだろう。

ひとりの時間の、ヒュッゲを感じる空間。時にはこういうひと時も日々を生き抜くためには必須だ。

 

さ、先を見据えず漬けはじめてしまった果物たちをどうするか。

ラム漬けは放置でいいとして、紅茶漬けあまり長いこと放っておくわけには行かない。

11月の終わりに作ったピーカンパイであまっていたピーカン、これを思い出したときに「デーツとピーカン」ほど魅力的な響きの組み合わせってこの世にある?!と思って、一緒に混ぜ込むことを一瞬で決めた。

紅茶の豊かな香りを残しつつも、この時期だしスパイスも香らせて温かみを持たせたい。ぱっぱっぱっとシナモン、クローブナツメグの分量を取って、適当に入れたのだけれどこれがなかなか絶妙だった。

 

レシピも手元におかず自分の感覚だけを頼りに作ったから、焼成時間と食感に関しては本当に失敗をした。ボロボロ、ボソボソ、。。とほほ。思い描いていたしっとりしたケーキにはならなかった。

だけど、味は本当によかった!日本のケーキ屋さんにはあまりない具材の使い方だけど、どこか懐かしい味をもたらしてくれるのがデーツの特徴でもあるし、このケーキは自分のケーキリストの中で選抜メンバーにしてあげたい!改良の余地大有りのケーキ。美味しくして、食べやすいしっとり感を作り出して、時間をかけてでもパーフェクトなものに磨いていくぞ!

「りさのデーツのケーキがたべたい!」そんなふうに誰かの心に思ってもらえるような、印象に残せるような、、!

 

次の日はラムイチジクと全粒粉を使ってスコーンに。ざっくざく、大雑把な焼き上がりにしたけれどこれはとっても美味しくできた!食感もちょうどよく、ラムの効き具合も凄く良くって。

しばらくの毎日の朝の楽しみに。いただいたカマンベールチーズを乗せて食べてあげるのもこれまたなかなかいい!

 

でも本当はブルーチーズを乗せて赤ワインとともに口にする、こんなクリームティの仕方も最高なんだろうな。。(果たして人はそれをクリームティと呼ぶのだろうか!!?)

 

職場でも焼き、帰宅しても焼き、毎度毎度新しい発見がある。こんな生活を送れていることが本当に恵まれていて幸せなことだと思う!

 

1週間の仕事を終えたあとの皆さんとのティータイムもゆっくりとして幸せな時間だったなぁ。職場でもいろいろあった1週間だったけれど、そのときに抱いた心の中の複雑な気持ちとかを帰宅してからさちこさんに吐き出したら「私も同じように考えていました」だったり「りささんは今まで通りで大丈夫ですからね」だったり、本当に優しいことばをかけていただいた。

どうしてこんなにも素敵で優しくて、守ってもらっているように感じられる方のもとで働けているんだろうかわたしは…。

追いつくとかはとてもそんなことができる方ではないけれど、少しでも力になれるようにもっともっと頑張っていこうっと!!そう思える方のもとで働かせていただけることへの感謝も忘れずに…。素敵な面はたくさんぬすませてもらおう、お菓子を作る面でもお客様と関わる面でも人間としてのあらゆる側面でも…。

 

今年の残りの営業期間は、初めの頃の気持ちをよく思い出して、自分の中で高い満足感を持って終えられるように過ごしていきたいな。

 

 

 

お休みの日は待ちに待った涼子とのディズニーシー!夏休みに2人でディズニーシーに出かけてから次の機会をずっと楽しみにしていた。

改めてディズニーの偉大さを感じさせられた時間だった。

 

何でこんなにも、色や光、音だけでこんなに心を幸せで包んでくれるんだろう?!

色とか光とかそういう具体的なものだけじゃなくって、ディズニーのパークという概念そのものが持っている幸福を作り出す力もまた、すごい。

そこにいるだけでほわーっと心が温かくなる。頭の中も、心も、やさしいオレンジ色で全てが包まれる、そんな感覚になれる。

 

幼い頃の記憶とのリンク?

ディズニーのパークへのざっくりとしたイメージ?

光や音の技術が作り出す演出?

 

何でだかははっきりとわからないけれどパークの中にいるとびっくりするほどの幸せに襲われる。

 

もう何回も来ていて、どんなからくりが潜んでいるかとかどこに何があるのかとかすっかりわかっているのに。それにもかかわらず毎回必ず心の中の何かがキラキラとはじけて、わくわくのきもちを抱かせてくれる。

クリスマスの時期に感じるそれは、いつも以上に、必要以上に心の中で輝いていて、胸が苦しくなってしまうほどだった。

 

今になってあふれてくる後悔とか、無意識に心の中で思い返している、昔、同じ時期に感じた幸福感だとか。いろんな感情が、キラキラしていてきれいだなったいう思いと心の中でごっちゃ混ぜになって、これはもう、なかなかのしんといものだった。

 

1日の途中までは純粋にきれいだな〜幸せだな〜の真っ直ぐな感動だけで心が満たされていたのに、途中からいろんなものが混ざってしまった…

 

でもこれが、今の私のこころなんだよな

 

ぱきっと決めきれなくて

どこか過去にすがりついていて

誰かに救い出してもらいたくて

でもひとまずは流れに身を任せるしかなくて

それも、幾つもの流れが存在しているからどこに身を任せるかも定かではなくて。

 

ごちゃごちゃの、きもち。

 

でも涼子にはこんなはちゃめちゃな話も落ち着いてきいてもらえて、私はとにかく安心をした。

 

今は何もかもどうにもならないことだから、とにかく心が1番したいように、1番楽しいと思えるものを選んでいこうと思う。

 

少なくとも久々に言葉を交わせて、もうすぐ会う約束もすることができて、どこかほっとしている自分がいるんだと思う。

 

ディズニーがこうやってマジックをかけてくれて

素直になれるように働きかけてくれて

本当にありがたいな。

 

何だか途中から違う話が混ざってしまったけれど、大好きなディズニーシーを大好きな友達と大好きな季節に心ゆくまで楽しめて本当に最高だった!

いつまでもディズニーシーを楽しめる自分でいられたらいいな。

 

長くなって、纏りがなくって、はちゃめちゃな記録になってしまったとさ。

 

 

 

 

つづき

平日の昼間の電車は、とっても優しい。横目に優先席の譲り合いを何度も見たし、席を譲ったキラキラした女の子が目の前に座っている赤ちゃんと遊んでいて、さらにキラキラ、キラキラとしている。