27

 

なかなかの、忙しない1週間。ここまでよくぞきた、という感覚。

絶対どこかでダウンするかと思ったけど、意外とここまで乗り切ることができた。

 

それはなにより、おばあちゃんに会えてパワーチャージができたおかげ。

七月の頭の連休を使って、新潟に帰ったのだ。

f:id:the_littleworth:20190707224933j:image

仕事を終えて直接新潟へ向かうのも、わたしにとってはとても心地の良いことだった。

4連勤のご褒美のタルトシトロンと大して美味しくもないキヨスクのコーヒーを手に、新幹線に乗り込んだ。

コーヒーは全然美味しくないはずなのに、今年前半できるなりに全力でやってきたことへの達成感とおばあちゃんに間も無く会える喜びとで、新幹線でのデザートタイムは最高のリラックスになった。

新潟についてからは、遅かったからタクシーで家へ向かったけれど、その道を目で辿って行くと、もう、懐かしい景色ばかりが続いていく。

 

新潟に住んでいたっていうことはほとんどないけれど、なによりわたしの生まれ故郷。

母が里帰り出産をして落ち着くまでの間は新潟で暮らしていた。

 

小学生の頃も、新潟の居心地があまりにも良すぎて、夏休み前半に家族で帰省する場面でわたしは新潟にのこり、夏休み後半に母の迎えがあって一緒に帰るような過ごし方をしていた。

つまり、わたしの夏休みの思い出の大半は新潟にある。

 

とれたてのトマトをおばあちゃんがジュースにしてくれて

おじいちゃんはお腹を出して扇風機からでる風を体いっぱいに浴びて

母の姉には沢山車でいろいろなところに連れ出してもらって、出先ではビールを飲むのを我慢してもらって。

 

庭先で広げてくれたビニールプールもなつかしいし、

摘みたてのローズマリーを使ってポテトを焼いてくれたのも懐かしい。

 

歩いて1分のところに住んでいるひいちゃんとは毎日のように遊んでもらって、一緒に絵を描いたりプリクラを撮りに遊びに行ったりお揃いの文房具を買いに行ったり。

 

 

思い出せばきりがないほど、鮮やかに記憶に残っていらるし、こうやって列挙していくことで自分の心の中にある大切なものを再確認できた気がする。

去年の日記でも残したけれど、一緒に新潟に行ってくれた前の恋人に「りさは新潟の人だ」という趣旨のちょっと不思議で、でもわかってもらえて嬉しい言葉をかけてもらったことは今でも忘れられないし、誇りに思えることだ。

 

とにかくわたしの「夏」といったら、新潟なのだ。

 

そんな大切なタイミングで、大切なところに帰ることができて、幸せを感じることができた。

 

なかなか前と違ってもどかしいこともおばあちゃんには沢山あるだろうけど、それでもおばあちゃんの中に通っている筋は一切変わっていなくて安心した。それにいかにわたしにとっておばあちゃんは大きな影響を与えたくれたか、だったり、自分自身がどれほどおばあちゃんのことを愛していて、尊敬しているかも改めて心に聞くことができた。

 

本当に、大切で、大切という言葉以上のものが見つからないほど、大切なひと。

 

できる限り元気でいてほしいし、できる限り沢山会いに行って楽しい時間を一緒に過ごしたいと思った。

 

大好きなおばあちゃん。いつもありがとう。

 

 

戻ってきてからは結構ハードな連続勤務。

中頃にはまおちゃんが遊びに来てくれた。お互いのお仕事おわり、すきなことをすきなだけ話して、心がとーってもスッキリした!

 まおとは仲良くなったころも話していてもちろん楽しかったけど、最近の楽しさのレベルはその頃に比べると、比にならないほどのものだ。以前よりもお互いをさらけ出せるようになったこともあると思うし、お互い自分に正直に生きていけるようになったこともあると思う。

2人それぞれのこれからの道がとっても明るくて、話をきく/するだけでもわくわくしてしまう。

高め合える友人の存在の大事さも改めてつきつけられたような、幸せな時間だった。

f:id:the_littleworth:20190707231330j:image

 

今週は結構感情的になってしまう出来事がいい意味でおおくて

最後の1つ、大好きな先輩と久々に一緒に勤務をした。

 

以前までは同じ職場で働いていた方だったのだけれど6月から異動されてしまった方。

わたしにとって、鏡にしたい部分の詰まった方なのだ。

笑顔がこの上なくキラキラとしていて、

一人一人への温かさや配慮をものすごく感じることができる。所作、仕草、言葉遣い、何もかもが美しくて、チャーミングという言葉がこれほどに合う人は他にいないと思わせられるほど。

 

最近の私は、常に笑っていなかったならにこやかさを保てていなかったなとかの方と1日一緒にいることで気づくことができた。

憧れの人はどこにいっても、いつになっても、憧れの人なんだなぁ。

 

ときどきあって刺激されたいな、でも本当は合わなくたってその先輩のようにいられるよう、努めていかないといけないんだなぁ。