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という絵文字1つを下書き保存して終えることができた1週間。
幸せに溢れていた1週間だった。
いや、幸せに溢れていた「1週間」だったのかは1つ1つ掘り起こしていかないと全く思い出せない。
ただ、1週間の締めくくりが幸せに溢れていたので、総じて今週がとても幸せだったんじゃないかと錯覚させられている。
じわじわと思い出してみると、仕事も充実していたし、楽しかった学生時代のゼミの小さな集まりも笑いに笑った。
ゼミの先輩たちとはほんの半期しかもそのうち週に90分しか時間を共にしていない。だけど、なぜか自分自身が心を開けるし、とても魅力的に感じる存在だ。
自分の信条に確かなものがあって、その心を大きく外に向けて開いているようなふたり。
だからこそ、こちらのことも話しやすいのかな。
横にいてくれるまおも愛らしくて素直で、いつもべらべらと口を閉じることなくいろいろと話してしまう…。
そんな4人で過ごす(実ははじめての)時間は笑いを止められないとっても楽しいひと時になった。
休み明けは土日の忙しない仕事をなんとかこなし、日曜夜からは箱の中にしまっておきたいくらい、大切で幸せな時間を過ごした。
新居にこしてまだ家具の組み立ても済んでおらず、組み立てのお手伝いをお友だちに依頼した。
ふたりはさすが。
ものつくりに慣れていて、手捌きが効率よくって、ふたりに頼む選択をしたことは大正解だった!。
楽しく家具づくりに勤しんでくれているふたりを見て、手を使って何かをつくれることって凄くセクシーだし、こんなことも楽しんでくれる少年らしさがきらきらしすぎていた。
私はきっといつも、男性の「少年らしさ」に惚れ込んでしまうんだな、と冷静に自分の今までの恋愛遍歴を思い返したりもした。
ま、そんなことはどうでもいいや。
それよりも、音が出てしまうから作業の進行を断念して、雨の夜中に新しいまちの散歩をしたことが、真っ暗な情景だったずなのに、めちゃくちゃ陽気で輝いた思い出として頭の中に残っている。
それより細かいことは、自分のメモの中に記録を残しておいた。
だって、ここには書けない感情を抱いてしまったらしいから。本当はこういう気持ちこそ書き残しておきたいのに、公にするもんじゃないなぁと、流石に怯えてしまった。
でも、ここでいえることは
久しぶりにこんな感情を抱いて、安心感を得られて、
私はいろんなものが欲しいわけじゃなくて、こういうあたたかさと優しさだけがあれば、それだけあればいいのだなぁと綺麗事じゃなく、感じた。
夜は細切れ30分を3回、みたいな感じでしか眠らなかったのだけれど(人生ではじめて!)、不思議と疲れもなかった。
作業を手伝ってくれた2人が部屋ですやすやと寝ている光景が愛おしすぎて、ただの母ちゃんなのかわたしはと思うくらいにに、2人の寝息を心地よく聞きながら部屋の片付けを済ませた。
夜には流石に眠気に襲われて、
久しぶりのめちゃくちゃ幸せな気持ちと、
体力的な疲労困憊とで、
自分の心はの栄養補給としてネロリの香りを焚いてみた。
ネロリなんて、滅多につかえないのに。
それくらい私の気持ちは特別なものだった。ここからさき、どうなっていくかなぁ。